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日本企業アジアへ―国際社会学の冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 252,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784641161108
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C1033

内容説明

徹底した海外調査で、中国をはじめ東アジア全域での日系企業を分析し、現場感覚あふれる描写を展開する。駐在する日本人の視線だけでなく、現地人従業員のまなざしにも注目。

目次

新たなアジアとの出会い―日本企業のアジア進出という歴史的経験
第1部 日本からアジアへ―日本駐在員の証言(アジアに投げ出される日本人駐在員―派遣人員の選抜と育成をめぐる現実;苦労の先に見たアジア―日本人駐在員の経験談に見る地域間の共通点と相違点)
第2部 アジアから日本へ―現地従業員の視線(ジャパナイゼーションの光と影―欧米との対比に見るアジア日系企業の特徴;逆説としての経営現地化―現地人マネジャーが指摘する日系企業の抱える課題;日系企業か、欧米系企業か?―中間管理職の評価に見る多様なアジアの現実)
第3部 摩擦の中のアジア―日中共同事業によるケーススタディ(技術を伝える・技術を隠す―日中間の認識ギャップとその発生メカニズム;制度的対立から文化的摩擦へ―トラブルの変遷に見る日中共同事業の展開過程)

著者等紹介

園田茂人[ソノダシゲト]
1961年生まれ。’88年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在中央大学文学部教授。専攻は比較社会学、中国社会論。著書に「中国人の心理と行動」(2001年)、共著に「中国投資はなぜ失敗するのか」(’96年)「比較社会・入門」(’97年)「地域研究入門(1)中国社会研究の理論と技法」(’99年)「現代中国の構造変動5 社会―国家との共棲関係」(2000年)、編集に「証言・日中合弁」(’98年)、共編に「アジアからの視線」(’95年)「日中交流の四半世紀」(’98年)、監訳に「変貌する中国の家族」(’94年)、訳書に「エイジアン・パワー(上下)」(’95年)
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