出版社内容情報
日本の法制度を素材として法と経済学を学べる,はじめての入門書。民法・会社法の設計から,経済分析のエッセンスをつかむ。わかりやすい項目立て,端的な記述,簡易な計算例により,経済学的な発想もすっと理解でき,初学者でも自力で読み通せる。最初の1冊に最適。
内容説明
法と経済学を学ぶ意味は?知識や思考の枠組みが豊かになる。それだけではない。実定法の有用性を経済学のツールで分析することは、制度趣旨の説明を多角的にし、望ましい解釈や運用、制度の改廃のきっかけをもたらす。端的な記述、簡易な計算例で経済学の発想もすっとわかる。学部生から法曹まで、まずはこの1冊から。
目次
法と経済学をつなぐ
第1編 民法(不法行為の帰責;不法行為法の因果関係と損害;不法行為の拡張問題;所有権とこの権利に特有な請求権;所有権の分割;所有権の取得;契約の成立と効果;契約の締結過程規制と内容規制;契約の解釈と不完備)
第2編 会社法(会社法の基本概念;株式会社の機関;上場会社におけるルール;倒産法)
著者等紹介
得津晶[トクツアキラ]
一橋大学大学院法学研究科教授
西内康人[ニシウチヤスヒト]
京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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効率性 インセンティブ 過失責任 厳格責任 損害の効率的な抑止 損害の内部化 最小費用回避者 ハンドの公式 一方的注意と双方的注意 過失相殺 共同不法行為 賠償責任ルール 所有権ルール 所有権の機能 物権法定主義 情報費用問題 取得時効 パレート改善 支払意思額 履行利益・信頼利益・関係特殊投資 任意法規 デフォルトルール マジョリタリアンデフォルト ペナルティデフォルト 強行法規 不完備契約 コースの定理 エージェンシー問題 有限責任 法人格否認 インサイダー取引規制 敵対的企業買収 モニタリング2025/04/22