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出版社内容情報
はじめて契約法を学習する読者へ向けて,その根幹をわかりやすく伝えることを追求した1冊。図表や事例を豊富に用い,論理のステップを飛ばさない説明で流れるように読める。広大な民法の海を渡りきる,一番確かな海図・ストゥディア民法第5巻。
内容説明
民法の条文を教えてみよう。1000条を超えている。枝番号まで用意されている―。本書は、この条文の海を迷わず航海するための海図です。いまどこを学んでいるのかを知り、ときには深く潜って楽しみながら民法の海を超えていく。それを叶えることが、ストゥディア民法全7巻の使命です。
目次
契約法とは
契約法の一般原則・契約の成立
同時履行の抗弁・危険負担・不安の抗弁・事情変更の法理
解除
第三者のためにする契約・契約上の地位の移転
定型約款
売買・交換
贈与
消費貸借
賃貸借1〔ほか〕
著者等紹介
山本敬三[ヤマモトケイゾウ]
京都大学教授
大澤彩[オオサワアヤ]
法政大学教授
三枝健治[サイグサケンジ]
早稲田大学教授
田中洋[タナカヒロシ]
神戸大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
1
契約法領域の入門書。他のストゥディアシリーズと同じように民法の初学者を対象とした書籍となっている。本書の特徴としては、契約法領域の知識について全分野を網羅しつつも、重要なポイントにのみ絞った記述がなされている点で、これが非常にわかりやすいまとめ方になっている。個人的には、「定型約款」「賃貸借」「請負」の部分の項目立てが非常に良かった。また、冒頭にケースがあげられているのだが、これが条文にあてはめたときに違いが出るケースを選定しており、非常に良い。正直、契約法領域の入門書としては決定版だと思う。オススメ。2022/12/17