出版社内容情報
私たちが暮らすこの日本は,どのように形作られてきたのだろうか。幕末維新期以来の歩みをたどりながら,現代日本の来歴を学ぶ。
内容説明
私たちが暮らすこの日本はどのように形作られてきたのでしょうか。本書は、幕末・維新期から55年体制の成立期までの日本政治の歩みをたどっていきます。また、歴史上の基本的な事実を説明するだけでなく、その相互関係や変化を明らかにします。
目次
第1部 近代国家・国際関係の形成(江戸幕府の崩壊と新秩序の模索―明治維新への道;近代国家の建設―急激な近代化に成功した要因は何か;大日本帝国憲法の制定と議会の開設)
第2部 近代国家・国際関係の運用と改良―大国化への適合・不適合(国制の構築と条約改正への道―「不平等」条約をどう改正したか;日清戦争と国民・政党―初の対外戦争の意味;日露戦争と韓国併合;大正デモクラシーとt第一次世界大戦)
第3部 現代世界の誕生―近代帝国日本の分かれ道(第一次世界大戦後の政治と外交―国際社会の主要なアクターとして;政党政治の全盛と陥穽―内に政党政治、外に国際協調;非常時日本の大転換)
第4部 焦土の中の日本と再編(日中全面戦争と真珠湾への道―近衛文麿を求めた日本;アジア太平洋戦争下の日本―帝国日本の崩壊;戦後改革と日本の再出発)
著者等紹介
清水唯一朗[シミズユイチロウ]
1974年、長野県に生まれる。1999年、慶應義塾大学法学部卒業。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得、退学。博士(法学)。現在、慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は、日本政治外交論、オーラル・ヒストリー。主な著作に、『近代日本の官僚―維新官僚から学歴エリートへ』(中公新書、2013年、日本公共政策学会賞受賞)など
瀧井一博[タキイカズヒロ]
1967年、福岡県に生まれる。1990年、京都大学法学部卒業。1995年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得、退学。博士(法学)。現在、国際日本文化研究センター教授。専門は、国制史、比較法史。主な著作に、『文明史のなかの明治憲法―この国のかたちと西洋体験』(講談社選書メチエ、2003年、大佛次郎論壇賞・角川財団学芸賞受賞)、『伊藤博文―知の政治家』(中公新書、2010年、サントリー学芸賞受賞)など
村井良太[ムライリョウタ]
1972年、香川県に生まれる。1995年、神戸大学法学部卒業。2002年、神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、駒澤大学法学部教授。専門は、日本政治外交史。主な著作に、『政党内閣制の成立 一九一八~二七年』(有斐閣、2005年、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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