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政治行動論―有権者は政治を変えられるのか

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641150294
  • NDC分類 311
  • Cコード C1331

内容説明

選挙の際に、私たちはどのようにして政治家や政党を選んでいるのか。また、選ばれた政治家が私たちの声に耳を傾け、それに沿って政策を実行するような状況を生み出すにはどういった条件が必要なのか。本書は、このような疑問に答える「政治行動論」の入門書。データと実証例を豊富に盛り込み、初学者にもわかりやすく解説する。

目次

政治行動論とは
第1部 民意の実態(民意の分布と形成;有権者の政治知識と判断;党派性とイデオロギー)
第2部 民意と選挙(投票参加;投票選択;選挙と情報)
第3部 民意と政策のつながり(民意と経済;民意と政策;選挙制度の影響)
有権者は政治を変えられるのか

著者等紹介

飯田健[イイダタケシ]
現職、同志社大学法学部准教授。略歴、1976年生まれ。2007年、テキサス大学オースティン校大学院政治学部博士課程修了、Ph.D.in Government。研究分野、政治行動論、政治学方法論

松林哲也[マツバヤシテツヤ]
現職、大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。略歴、1977年生まれ。2007年、テキサスA&M大学大学院政治学部博士課程修了、Ph.D.(政治学)。研究分野、政治行動論、政治的代表論、アメリカ政治、自殺対策

大村華子[オオムラハナコ]
現職、関西学院大学総合政策学部准教授。略歴、1980年生まれ。2011年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了、京都大学博士(法学)。研究分野、政治行動論、比較政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

3
政治科学というアプローチが腑に落ちないのは、現実にある政治そのものを見ようとしないで色々な理論を持ち出して、丸い政治が四角くないからおかしいと非難することに精を出しているように見える点。丸には丸のメリットが、四角には四角のデメリットがあるのだから丸の良さも少しは認めればいいのにと思ってしまう。この本も現状への強い危機感に端を発して色々なデータから政治のあるべき姿を模索しているが、であるならば現状分析を客観的に徹底した上でそこから発展する形で提示しないと現実を変える足しにならない机上の空論になってしまう。2017/03/30

けーすけ

1
Abstaractなんだろうと読んでたら、それで一節終わってたなんてことが再三あったけども、深入りしすぎず、包括的に紹介されていました。2019/05/01

りんりん

0
有権者がどのように投票先を選ぶのかを説明した本。選挙をきっかけに政治学に興味を持った人におすすめ。テーマが身近で、文章も平易で読みやすかった。2021/04/25

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