内容説明
今から150年前、日露はいかに国境を画定したのか。国内政治と国際政治の両面から知られざる交渉の舞台裏に迫る。明治初期日本の対露外交の実態を日露英米の史料を用いて明らかにする。
目次
序章 研究史と分析視角
第1部 明治政府と樺太問題―日露国境画定交渉前史(戊辰戦争とロシアの南下―雑居地をめぐる殖民競争;維新政府の樺太政策―万国対峙の模索と日露関係)
第2部 樺太千島交換条約への道―日露国境の画定へ(外務卿副島種臣の対露外交―外征派としての戦略的樺太放棄論;開拓次官黒田清隆による主導権掌握―内治派としての樺太放棄運動;駐露公使榎本武揚と樺太千島交換条約―大久保外交における「釣合フヘキ」条約の模索)
第3部 日露友好時代の幕開け―国境画定交渉と並行した諸事件(マリア・ルス号事件をめぐる国際仲裁裁判―日本初勝訴への道;長崎稲佐ロシア海軍基地―借地交渉とその意義)
終章 結論と展望
著者等紹介
醍醐龍馬[ダイゴリュウマ]
1988年、大阪府に生まれる。現在、大阪大学大学院法学研究科准教授。専門は、日本政治外交史、日露関係史。主な著作に、「黒田清隆の樺太放棄運動―日露国境問題をめぐる国内対立」『年報政治学2021‐1』(2021年)(第3回日本政治学会若手論文優秀賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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