出版社内容情報
戦争や迫害によって移動を強いられる人々,観光や留学,商業目的で自ら移動する人々。現代の世界は,多くの人々が国境を越えて行き交っている。こうした人の移動は国家と国際政治にどのような意味を持っているのかを,国際政治学の観点から多角的に検討する。
序 章 問題意識と基礎的事実
第1章 人口移動政策の対外関係
第2章 政策の限界──非正規的な人口移動
第3章 国家とそのメンバーシップ
第4章 メンバーの包摂と再生産
第5章 在外の同胞と国家
第6章 国際人口移動から見た日本
田所 昌幸[タドコロマサユキ]
著・文・その他
内容説明
人の移動が国家と国際政治に与える影響を近代から現代に至るまでの世界各地のさまざまな事例を参照しながら、多角的に分析する。
目次
序章 移民と国際政治―問題意識と基礎的事実
第1章 人口移動政策と対外関係
第2章 政策の限界―非正規的な人口移動
第3章 国家とそのメンバーシップ
第4章 メンバーの包摂と再生産
第5章 在外の同胞と国家
終章 日本にとっての国際人口移動
著者等紹介
田所昌幸[タドコロマサユキ]
1956年、大阪府に生まれる。1979年、京都大学法学部卒業。1981‐83年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス留学。1984年、京都大学大学院法学研究科博士課程中退。1984‐87年、京都大学法学部助手。1987‐97年、姫路獨協大学法学部助教授、教授。1997‐2002年、防衛大学校社会科学教室教授などを経て、現職。その間、ピッツバーグ大学ジョーンズタウン校客員教授(1991年)、ニューヨーク市立大学ラルフバンチ国連研究所客員研究員(1993‐94年)、ウォータールー大学客員研究員(2016‐17年)。現在、慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。専門、国際政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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