内容説明
日本版401(k)から退職金まで―。総合規制改革会議専門委員でもある新進気鋭の法学者が、アメリカの状況もふまえつつ、小気味よい語り口で複雑な企業年金の世界を法律の体系にそって見事に解き明かす基本書。企業年金実務担当者、各種資格試験受験者必携の書。
目次
なぜ今企業年金か
企業年金とは何か
企業年金の開始
企業年金の税制
企業年金の財政と受託者責任―掛金・積立・運用
企業年金の給付(アメリカ法における「受給権」とは;「ポータビリティ」と「バッド・ボーイ条項」;不利益変更)
企業年金の終了と再編
企業年金の監督と情報開示
退職金から企業年金へ―これからの課題
著者等紹介
森戸英幸[モリトヒデユキ]
1965年千葉県松戸市に生まれる。1988年東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手・専任講師。成蹊大学法学部専任講師・助教授。コロンビア大学ロー・スクール客員研究員、ハーバード大学ロー・スクール客員研究員を経て、現在、成蹊大学法学部教授
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