出版社内容情報
刑法総論の重要論点について,理論の沿革,国内外の判例・学説の状況も丹念に確認しながら,基礎に立ち返って考察する。実務家の反響も大きかった法学教室の好評連載を書籍化。書籍化にあたり新章(第2章)を加筆。刑法総論の一段深い理解へと誘う。
内容説明
基礎に立ち戻って、根本的に考える。理論の沿革や国内外の判例・学説を丹念に確認しながら、刑法総論の重要論点について基礎に立ち戻って考察。読者を一段深い理解へと誘う。
目次
第1部 構成要件該当性(実行行為と因果関係;遅すぎた構成要件実現(結果発生)と早すぎた構成要件実現(結果発生)
故意と誤解(1)
故意と誤解(2)
不作為犯
過失犯)
第2部 違法性阻却事由(違法性総論;正当防衛(1) ほか)
第3部 責任阻却事由(責任能力;原因において自由な行為;実行行為途中からの責任能力低下)
第4部 未遂犯(実行の着手;不能犯;中止犯)
第5部 共犯(共同正犯―一部実行全部責任の原則の根拠;承継的共同正犯;共同正犯関係の解消;不作為による共犯;共同正犯と違法性の判断)
著者等紹介
安田拓人[ヤスダタクト]
1970年三重県に生まれる。2008年京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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