出版社内容情報
判例を通じた刑事訴訟法の理解を徹底的に追求したケースブックの決定版。法科大学院での対話型教育を想定し,基礎知識から高度な解釈問題まで,段階的設問の配置により,充実した自習,授業を可能にする。構成・設問の見直しと最新判例の追加でさらに充実。
1 任意捜査と強制捜査/2 職務質問・所持品検査/3 任意同行と取調べ/4 おとり捜査/5 逮捕・勾留/6 令状による捜索・差押え/7 逮捕に伴う無令状の捜索・差押え/8 体液の採取/9 会話・通信の傍受/10 身体拘束中の被疑者と弁護人との接見交通/11 公訴の提起/12 訴因の明示・特定/13 訴因の変更/14 被告人・弁護人/15 黙秘権(自己負罪拒否特権)/16 公判の準備と証拠開示/17 挙証責任と推定/18 証拠の関連性/19 自白の証拠能力/20 補強証拠/21 伝聞証拠の意義/22 伝聞例外/23 違法収集証拠の証拠能力/24 裁 判
井上 正仁[イノウエマサヒト]
著・文・その他
酒巻 匡[サカマキタダシ]
著・文・その他
大澤 裕[オオサワユタカ]
著・文・その他
内容説明
柔軟で創造的な思考力。事実に即した法的問題点の分析力。多くの読者からの改善意見と、最近の立法動向や新裁判例に基づき、全体構成や設問を見直す。信頼のケースブックがますます充実!
目次
任意捜査と強制捜査
職務質問・所持品検査
任意同行と取調べ
おとり捜査
逮捕・勾留
令状による捜索・差押え
逮捕に伴う無令状の捜索・差押え
体液の採取
会話・通信の傍受
身体拘束中の被疑者と弁護人との接見交通〔ほか〕
著者等紹介
井上正仁[イノウエマサヒト]
1971年東京大学法学部卒業。東京大学名誉教授・早稲田大学大学院法務研究科教授
酒巻匡[サカマキタダシ]
1981年東京大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科教授
大澤裕[オオサワユタカ]
1987年東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授
川出敏裕[カワイデトシヒロ]
1989年東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授
堀江慎司[ホリエシンジ]
1994年京都大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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