出版社内容情報
2019年6月,「公正なM&Aの在り方に関する指針」が公表された。本指針により,M&A実務にはどのような変化が起きるのか。本書は,本指針の策定に携わったメンバーを中心として,指針の意義や影響について多方面から検討を加える。企業法務関係者必読の一冊。
内容説明
M&A実務はどう変わるか。好評のジュリスト特集論文に、指針策定に携わったメンバーを中心とした座談会、指針本体を加えた充実の内容。実務と理論双方の視点から指針の意義を説き明かす。企業法務関係者必読の一冊。
目次
論文(「公正なM&Aの在り方に関する指針」の意義;ファイナンスの視点で見た「公正なM&Aの在り方に関する指針」の意義;公正性担保措置(1)―特別委員会、マーケット・チェック、MOM条件
公正性担保措置(2)―株式価値算定書、フェアネス・オピニオン
「公正なM&Aの在り方に関する指針」の実務上の意義
「公正なM&Aの在り方に関する指針」のM&A実務に与える影響)
座談会 「公正なM&Aの在り方に関する指針」の意義と影響
資料 公正なM&Aの在り方に関する指針―企業価値の向上と株主利益の確保に向けて(経済産業省、2019年6月28日公表)
著者等紹介
藤田友敬[フジタトモタカ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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