出版社内容情報
今まで取り扱われることが少なかった,民法の原理・原則と実定法としての民法との関係(タテの関係)に焦点をあてる。比較的目線の高いテーマをテキストを基にして扱い,読者がともに考えられる構成に。
前口上 試験問題は難しい……
序章 どのように法を学ぶか?
第1節 もう一度,法学入門
第2節 いくつかの前提知識を
第1章 契約──交換を促す
(民法90条?92条)
第1節 なぜ契約を守らせるのか?
第2節 なぜ契約類型があるのか?
第3節 なぜ契約を無効にするのか?
第2章 所有──支配を認める(民法206条)
第1節 なぜ支配が認められるのか?
第2節 なぜ所有権を認めるのか?
第3章 家族──世代を超える
(民法752条・770条・772条,877条)
第1節 なぜ婚姻を保護するのか?
第2節 なぜ家族は存在するのか?
第4章 責任──規範を変える
(民法709条・710条)
第1節 なぜ賠償をさせるのか?
第2節 なぜ責任を問うのか?
補章 基本原則──社会を表す
(民法1条・2条)
結語 民法の骨格
追記 「法とは何か」「民法とは何か」に関する覚書
大村 敦志[オオムラアツシ]
内容説明
おおもとがわかるとわかる!契約・所有・家族・責任から民法のルーツを探る、第2の法学入門。
目次
前口上 試験問題は難しい
序章 どのように法を学ぶか?
第1章 契約―交換を促す(民法90条~92条)
第2章 所有―支配を認める(民法206条)
第3章 家族―世代を超える(民法752条・770条・772条・877条)
第4章 責任―規範を変える(民法709条・710条)
補章 基本原則―社会を表す(民法1条・2条)
結語 民法の骨格
著者等紹介
大村敦志[オオムラアツシ]
1958年生まれ。1982年東京大学法学部卒業。現在、東京大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TM
えむ
aochama
misuke