内容説明
論究ジュリスト誌上で好評を博した研究会を、その後の動きも付記し、単行本化。家事事件手続法の制定過程における議論を下敷きに、理論的・実務的な視角から検討を加えた。今後の解釈・今後の運用を見通すための指針となる一冊。
目次
家事事件手続法の全体像―改正の経緯・意義、新法の特色・構成
総則(1)―家事事件手続通則
総則(2)―管轄、裁判所
総則(3)―当事者
総則(4)―手続費用、家事事件の審理等
家事審判に関する手続(1)―家事審判の手続通則
家事審判に関する手続(2)―家事審判の申立て、期日
家事審判に関する手続(3)―事実の調査と証拠調べ
家事審判に関する手続(4)―子の意思の把握、別表第2事件の家事審判手続における特則
家事審判に関する手続(5)―審判等、申立ての取下げ
家事審判に関する手続(6)―不服申立て
家事審判に関する手続(7)―再審、審判前の保全処分
家事調停に関する手続(1)―家事調停とその手続
家事調停に関する手続(2)―合意に相当する審判、調停に代わる審判
履行の確保
各則―家事審判事件
著者等紹介
高田裕成[タカタヒロシゲ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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