内容説明
信託法の本格的体系書。信託法施行後の状況を明らかにしながら「信託」本来のあるべき姿を追究する。
目次
第1編 信託の基礎(信託制度および信託法制の沿革;信託の基本構造;信託制度の機能―多様性と独自性)
第2編 信託法の理論(信託行為の特殊性;信託関係人;受託者の義務と権利;信託財産と対抗要件;信託の変更、併合および分割;信託の終了と清算;新しい信託類型)
第3編 信託の展開(公益信託;流動化・証券化および商事目的のための信託;高齢社会における信託の活用)
著者等紹介
新井誠[アライマコト]
1950年新潟県に生まれる。1973年慶應義塾大学法学部卒業。1979年ミュンヘン大学法学博士。2006年フンボルト賞受賞。國學院大学法学部教授、千葉大学法経学部教授、筑波大学法科大学院教授を経て、中央大学法学部教授、日本成年後見法学会理事長、信託法学会常務理事、公益信託成年後見助成基金運営委員長。『高齢社会の成年後見法 改訂版』(有斐閣、1999(第6回・尾中郁夫・家族法学術奨励賞受賞))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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