内容説明
家事事件手続法の成立に伴い「家庭紛争と裁判」を全面改訂。ケースを多く取りいれた、読みごたえ十分のわかりやすい概説書。実務思考を身につけさせるための題材と、その解決方法を豊富に提供。
目次
裁判の世界
民事裁判における憲法・民法・訴訟法
訴えと請求
審理・判決をする裁判所
訴える人、訴えられる人
訴訟審理の進め方
民事訴訟の基本原則
事実認定と証拠
判決
上訴と再審
少額訴訟と督促手続
家庭紛争と裁判
著者等紹介
中野貞一郎[ナカノテイイチロウ]
1925年6月24日生まれ。東京大学法学部卒業。司法修習生(5期)。大阪大学法学部教授のほか司法試験委員・法制審議会委員などを歴任。現在、日本学士院会員、大阪大学名誉教授、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
世話役
2
昔の文章家に繋がる古風で軽妙な文体と、最近の法律教科書によくある横組み・図解・ゴチック強調の工夫が同居したテキスト。最近すこし改善されてきたとはいえ、民訴は眠素といわれるほど退屈な分野であることに変わりはない。そんな中、本書は一筋の光明となってくれる数少ない良書と思われる。著者は学士院会員に名を連ねる碩学であるため、民事訴訟法が苦手な人はひとまず本書を基本書に据えて勉強するだけでも効果があるのではないだろうか。現役の書籍でありながらクラシックの風味も味わうことができる、一粒で二度おいしいお薦めの一冊。
パンジャビ
1
弁護士さんに勧めて頂いた本。基本書としていいらしい。お仕事勉強用。まとまっていて分かりやすかった。2020/07/11
check mate
1
非ッ常にわかりやすい。ところどころ文章が絶妙に砕けており、全然「眠素」ではない。民訴入門として断然おすすめ。2014/08/21
Code
0
民事裁判の入門書です。学部時代の指定教科書で懐かしくて、読みました。民事裁判の概要が書かれています。読みやすいと思います。しかし、専門用語を解説前に使って説明している箇所が少しあるので、一読後再読を推奨します。2016/05/14
Akb Furu
0
良書2014/06/12
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