内容説明
「民法改正委員会家族法作業部会」の6年余りに及ぶ共同研究の成果をまとめた、これからの家族法を考える上での待望の書。過去に審議された「夫婦の氏」など立ち入らない点もあるが、社会・家族の多様な変化、立法作業の困難さに向き合いながら、より長期的・包括的な視野で、来る日の家族法改正に備える。
目次
民法改正委員会家族法作業部会の検討の経緯
1 私法学会シンポジウム(2009年)―第2次案報告など(婚姻法・離婚法;実子法;養子法;親権法;婚姻外カップルの関係;親子の養育関係;コメント)
2 座談会(2006年)―第1次案を受けて(座談会 家族法の改正に向けて;家族法改正への若干の視点)
著者等紹介
中田裕康[ナカタヒロヤス]
東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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