内容説明
事実認定のスキルを身につけられる10の解説と、事実認定のプロセスを実体験できる10の演習問題。具体的な事例や証拠の実例により生き生きとしたイメージを持ちながら理解できる、法科大学院生から法律実務家への民事事実認定能力のステップアップに必読の書。
目次
座談会1 本書の使い方・読み方
第1部 解説編(事実認定とは?;事実認定の方法の概略;事実認定の具体例;書証;人証 ほか)
第2部 演習問題編(売買代金請求事件―売主は誰か;保証債務履行請求事件―契約書は真正に成立したか;所有権に基づく建物収去土地明渡請求事件―買主は誰か;貸金請求事件―金銭は交付されたか;所有権移転登記手続請求事件―売買契約は締結されたか ほか)
座談会2 事実認定の能力向上のために
著者等紹介
土屋文昭[ツチヤフミアキ]
京都大学法学部卒業。現職:東京大学法科大学院教授。主な経歴:京都大学大学院法学研究科非常勤講師、司法研修所教官、司法試験考査委員
林道晴[ハヤシミチハル]
東京大学法学部卒業。現職:最高裁判所事務総局経理局長。主な経歴:司法研修所教官、司法研修所事務局長、最高裁判所事務総局民事局長・同行政局長
村上正敏[ムラカミマサトシ]
京都大学法学部卒業。現職:東京地方裁判所判事(部総括)。主な経歴:司法研修所教官、司法試験考査委員、京都大学大学院法学研究科客員教授
矢尾和子[ヤオカズコ]
慶應義塾大学法学部卒業。現職:神戸地方裁判所判事(部総括)。主な経歴:司法研修所教官、司法試験考査委員、慶應義塾大学法科大学院派遣教員
森純子[モリジュンコ]
東京大学法学部卒業。現職:大阪地方裁判所判事。主な経歴:司法研修所教官、司法試験考査委員、首都大学東京法科大学院教授(実務家教員)、東京大学法科大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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