出版社内容情報
第1編 電子資金移動の私法的諸問題
第1章 電子資金移動取引総説
第2章 電子資金移動取引における送信人の債務の発生
第3章 受取人の権利
第4章 受信銀行の義務
第2編 電子マネーの私法上の諸問題
第1章 電子マネーの類型と仕組
第2章 電子マネーの私法的問題総論
第3章 電子マネーに関する私法的諸問題
第3編 金融監督法上の諸問題
第1章 銀行の業務と決済機能
第2章 電子資金移動に関する監督法的規制
第3章 電子マネーに関する監督法的規制
内容説明
本書の分析のアプローチは、小切手による支払など既存の決済方法と新たな電子決済を、共に共通する要素が成り立つ決済システムとして総合的に理解し、システム分析の方法で類似点と相違点を明らかにした上で、既存の決済方法に関する法制や判例・学説をどこまで電子決済に類推できるか、新たに必要となるルールは何かを検証していくものである。電子決済をめぐる法的問題に迫るエンサイクロペディア!電子資金移動、電子マネー、監督法的問題を網羅し、立法政策についても言及。
目次
第1編 電子資金移動の私法的諸問題(電子資金移動取引総説;電子資金移動取引における送信人の債務の発生;受取人の権利;受信銀行の義務)
第2編 電子マネーの私法上の諸問題(電子マネーの類型と仕組;電子マネーの私法的問題総論;電子マネーに関する私法的諸問題)
第3編 金融監督法上の諸問題(銀行の業務と決済機能;電子資金移動に関する監督法的規制;電子マネーに関する監督法的規制)
著者等紹介
岩原紳作[イワハラシンサク]
1952年東京都に生まれる。現在、東京大学法学部教授
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