信託取引と民法法理

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641133389
  • NDC分類 324.82
  • Cコード C3032

出版社内容情報

資金調達,財産管理など様々な利用法を持ち,制度的・機能的重要性が再認識されている信託取引。しかし法的な問題点については未だ明快に整理されてはいない。最前線の実務における問題点を民法の基本的な法理に立ち返って検討する。
目次
第1章 信託の設定または信託の存在認定…道垣内弘人
第2章 集団投資スキームにおける信託と会社の比較…友松義信
第3章 担保のためにする債権譲渡における債権の帰属変更と第三者対抗要件…潮見佳男
第4章 受託者の自己執行義務と責任の範囲…山本敬三
第5章 数量的な財産の分別管理義務違反からの救済について…吉谷 晋
第6章 信託管理人をめぐって…滝沢昌彦
第7章 信託におけるカストディアン…福井 修
第8章 「後継ぎ遺贈論」の可能性…大村敦志
第9章 受益者連続の生前信託の検討…星田 寛
第10章 信託受益権の消滅時効…中田裕康
第11章 普通預金の担保化・再論…森田宏樹

内容説明

現在、さまざまな観点から注目を浴びている信託法理を、私法の基本的原理を意識しながら考察。金融取引の最先端を、伝統的な法理に立ち返って検討し、「豊かな民法学」を構築する。

目次

第1章 信託の設定または信託の存在認定
第2章 集団投資スキームにおける信託と会社の比較
第3章 担保のためにする債権譲渡における債権の帰属変更と第三者対抗要件
第4章 受託者の自己執行義務と責任の範囲―復代理制度と履行補助者責任論の再検討を手がかりとして
第5章 数量的な財産の分別管理義務違反からの救済について
第6章 信託管理人をめぐって
第7章 信託におけるカストディアン
第8章 「後継ぎ遺贈」論の可能性
第9章 受益者連続信託の検討
第10章 信託受益権の消滅時効
第11章 普通預金の担保化・再論

著者等紹介

道垣内弘人[ドウガウチヒロト]
東京大学大学院総合文化研究科教授

大村敦志[オオムラアツシ]
東京大学法学部教授

滝沢昌彦[タキザワマサヒコ]
一橋大学大学院法学研究科教授
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