契約成立プロセスの研究

契約成立プロセスの研究

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  • サイズ A5判/ページ数 275,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641133211
  • NDC分類 324.52
  • Cコード C3032

出版社内容情報

申込と承諾という二つの意思表示が合致すれば契約が成立する。しかし民法は例外的な成立 形態,たとえば承諾の発信主義や意思実現の制度を有している。これらの場合に債権債務が 発生するのはなぜか。この考察を通して,契約成立の本質的要素への接近を試みる論文集。

第1部 申込概念の形成と課題
 第1章 申込概念の発生
 第2章 契約成立プロセスの史的展開
 第3章 申込概念の検討
 第4章 一方的表示の効力発生時期
第2部 意思実現による契約の成立
 第1章 意思実現をめぐって
 第2章 意思実現再論
第3部 契約の認定
 第1章 証書による証明と表示主義
 第2章 証書による証明と意思表示理論

内容説明

本書には、申込と承諾による契約成立プロセスに関する論文を中心として、この一〇年程の間に発表した論考を収録した。

目次

第1部 申込概念の形成と課題(申込概念の発生;契約成立プロセスの史的展開―約束から申込へ;申込概念の検討―国際取引法の動向を参考にして;一方的表示の効力発生時期―ウィーン条約の検討を通して)
第2部 意思実現による契約の成立(意思実現をめぐって;意思実現再論―表示意思との関係)
第3部 契約の認定―事実認定と実体法理論の交錯(証書による証明と表示主義―ベールの事実認定論を契機に;証書による証明と意思表示理論―ウィグモアの証拠法を契機に)

著者等紹介

滝沢昌彦[タキザワマサヒコ]
1959年東京都大田区生まれ。1978年東京都立富士高校卒業。1983年一橋大学法学部卒業。1985年司法修習(第37期)修了。現職:一橋大学大学院法学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TAKA

1
ゼミ発表の関係で通読。発表に直接活かせる部分は少しだったけど、ここまで研究されている方がいるのは心強い。発表に向けて、さらに読み込もう。2015/11/07

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