医師責任訴訟の構造

医師責任訴訟の構造

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641132917
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C3032

出版社内容情報

これまでの医療過誤=訴訟の理論および実務の動向を分析・整理し、時代の到達点を確認し、その立体的構造を明らかにした。

内容説明

本書は、著者が懸案としていた論点、説明義務違背とその捕捉要件性、過失・因果関係と表見証明とのかかわり、証明責任の帰属と証明の容易化―重大な過誤と文書作成義務違反の訴訟上の位置づけ―などについて、文献等の引用により解明を試みたものである。

目次

第1部 医師責任訴訟の構造(医師の診療上の注意義務;医師の説明義務;その他の診療に関係する医師の義務;医師・医療機関等の責任の分担 ほか)
第2部 論文・判例批評など(医療事故訴訟の方法と実態;医薬品における欠陥等の証明;医療過誤判例研究の方法;未熟児網膜症と診療義務 ほか)

著者等紹介

稲垣喬[イナガキタカシ]
1931年4月和歌山県橋本市に生まれる。1954年3月大阪大学法学部卒業。1957年3月東北大学法学部卒業。1961年3月同大学大学院法学研究科修士課程公法学専攻終了。1963年4月函館家庭裁判所判事補、その後、京都、高知、神戸伊丹支部の各裁判所裁判官を経て(この間、高知大学等で3年間非常勤講師―民事訴訟法担当)。1975年4月札幌地方裁判所判事。1978年3月大阪地方裁判所判事。1978年4月大阪地方検察庁検事(大阪法務局訟務部付)。1981年4月大阪高等裁判所判事。1983年5月京都大学法学博士(論法博第62号)。1984年4月退官。1984年5月弁護士登録(大阪弁護士会)。1992~95年、1998・99年、各4月~9月京都大学大学院法学研究科非常勤講師―医療事故訴訟担当。現在、弁護士、大阪地方・簡易裁判所民事調停委員、財団法人交通事故紛争処理センター審査員(大阪支部)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品