内容説明
会社法を会社を取り巻く社会的な要請に応えるシステムとして捉え、会社法が果たしている機能を系統的に理解できる。会社法の用語の意味だけでなく会社法の規定、制度、法理を踏まえて、諸制度の有機的・機能的関連を解説している。平成12年商法改正を織り込んだ第3版。
目次
第1章 総論(序説;会社の意義)
第2章 株式会社(設立;株式会社の運営機構;株式会社の資金調達;計算;利益配当と利息の配当;企業組織の変更;企業結合と分割;種々の会社;会社の整理・解散・清算)
第3章 合名会社
第4章 合資会社
第5章 有限会社
著者等紹介
永井和之[ナガイカズユキ]
1945年東京に生れる。1968年中央大学法学部法律学科卒業。1969年中央大学法学部助手。1974年同助教授。1979年~1981年スタンフォード大学ロースクール客員研究員。現在、中央大学法学部教授。1993年~1996年公認会計士第二次試験委員。1994年~1999年司法試験第二次試験考査委員。1998年~ 公認会計士第三次試験委員。主著に、現代商法I(総則・商行為法)(改訂版)〔共著〕(1996年、三省堂)、現代商法II(会社法)(三訂版)〔共著〕(1995年、三省堂)
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