内容説明
憲法の抽象的な議論や難解な概念に、不安や苦手意識はありませんか?基礎知識・概念に立ち返り、また視点を変えることで、本書から“再入門”をしてみよう。「法学教室」の好評連載を単行本化。補章「憲法判断とは何を判断することなのか?」を新規収録。さらに、それぞれの著者による、お互いのパートについての「解題」も収録。
目次
統治機構編(国民の意思と人格―帰報:統治機構の、いや法学の基礎知識;政治の領域における国会と内閣―主権者国民と権力分立とではどっちが偉いのか?;法の領域における国会と内閣―法の支配のプロジェクト;法の領域における裁判所―暗闇での裁判官の華麗な跳躍;独立性のある行政機関―委員会、裁判所、自治体、そして専門職;憲法の妥当性と憲法保障―なぜ君は頭からコーヒーをかぶらないのか?;憲法判断とは何を判断することなのか?―合衆国皇帝ノートン閣下ヨリ処分違憲ナル勅命ヲ拝ス;木村憲法学における創造と正統性)
人権編(人権なき人権条項論;「審査基準論」を超えて;まなざしの憲法学;表現の自由論―その魔力からの解放について;社会的権力への懐疑;自由と公共の距離―西村裕一「人権と公共性」論・再考)
著者等紹介
木村草太[キムラソウタ]
2003年3月東京大学法学部卒業。4月東京大学大学院法学政治学研究科助手。2006年4月首都大学東京都市教養学部法学系・東京都立大学法学部准教授(現職)
西村裕一[ニシムラユウイチ]
2004年3月東京大学法学部卒業。4月東京大学大学院法学政治学研究科助手。2008年4月首都大学東京都市教養学部法学系准教授。2013年4月北海道大学大学院法学研究科准教授(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつ
りん
あああ
あああ
北山央晃