内容説明
初版から20年にも及ぶロングセラー。網羅的な記述と詳細な分析により、法科大学院時代においてもなお、総合的・体系的思考を培うための教科書として絶大な支持を得ている。第4版刊行以降の法動向・重要判例を盛り込んだ待望の最新版。
目次
第1編 憲法総論(憲法;日本憲法史;国民主権と象徴天皇制;平和主義)
第2編 基本的人権(人権総論;包括的基本権と法の下の平等;精神的自由権;人身の自由および刑事手続上の諸権利;経済的自由;社会権;参政権;国務請求権;国民の義務)
著者等紹介
野中俊彦[ノナカトシヒコ]
法政大学名誉教授
中村睦男[ナカムラムツオ]
北海道大学名誉教授
高橋和之[タカハシカズユキ]
明治大学教授
高見勝利[タカミカツトシ]
上智大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Haruka Fukuhara
9
分厚くて敬遠してたけど今日読んでみたらとても面白かった。特に総論的な部分(立憲主義とか人権の歴史とか)が充実していて良かった。でも逆に言うと日本国憲法(だけ)の本というわけではないのでこれを司法試験のために読むのは微妙な気も。2017/09/13
北山央晃
0
いまの標準的憲法人権テキスト?それならなにも言わないけどA説、B説、C説という羅列並列的な書き方はやめて欲しいな。思考の波に乗りにくい。2013/04/26
_udoppi_
0
あと30回くらい読む2013/02/22
crecsent
0
いわゆる「4人組」 きれーに整理されててわかりやすいけど、これを読んだからといって憲法の答案が書けるようになるわけじゃないんだよなぁ…2012/07/31
スラ
0
最高峰の憲法教科書の第5版。網羅性という店では他の基本書の追随を許さないが、意外とあっさりとした記述で済まされている部分もある。共著の弱点とも言える統一性のなさについてはほとんど気にはならない(高橋先生のところはアクが強いが)のは強み。法学部で真面目に憲法やるなら必ず一度は読みましょう。2012/04/05