内容説明
本書は、おもにモーリス・オーリウの学説を分析しながら、財政法の基礎理論を考察するものである。
目次
研究の意義と視角
第1編 オーリウ学説の環境(一九世紀中葉までの財政研究;一九世紀末以降の講学体系の変化;オーリウ学説の意義)
第2編 オーリウ公法学の基礎概念と財政法理論(行政制度概念の形成過程;公法総論の基礎としての行政制度)
第3編 個別の財政法理論(予算論;課税根拠論)
著者等紹介
木村琢麿[キムラタクマロ]
1991年東京大学法学部卒業、同助手を経て、現在、千葉大学法経学部助教授。専攻は行政法・財政法
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