行政上の主観法と法関係

行政上の主観法と法関係

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  • サイズ A5判/ページ数 500,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641128712
  • NDC分類 323.9
  • Cコード C3032

内容説明

行政機関が私人に対して行政作用をなすとは、法的に何を意味するのか。本書は行政作用が持つ分配としての意味を分析したものである。

目次

公権の構成(公権の諸端緒;手続的権利と実体的権利)
公権と法治国(公権論の再出発;形式的法治国観念と権利の推論方法 ほか)
実体法関係の基本類型(客観法・公益の分析・分解;客観法の構築)
実体法関係の応用(正統化のメタモルフォーゼ;結果除去請求権・結果除去負担の類型 ほか)
法関係論の展望(法関係論の基礎;法関係論の適用による行政訴訟法理論の改革)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フクロウ

4
この本の元になっている法学協会雑誌の連載「行政上の主観法と法関係(1〜6・未完)」を読んだ。最初の1〜5では、ドイツ公権論の系譜を、権利論や法治国思想を踏まえつつ中世より後の社会政治変動や政治思想哲学を踏まえながら学説・実務を描出していくものであり、ずーっと退屈だったのだが、ラストの(6)の第三章第四節第四款「権利から法関係へ」を読んだことで、これまで全ての叙述がスッと繋がり、我が国行政法学における山本隆司の重要性がよくわかった。2025/03/14

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