内容説明
行政機関が私人に対して行政作用をなすとは、法的に何を意味するのか。本書は行政作用が持つ分配としての意味を分析したものである。
目次
公権の構成(公権の諸端緒;手続的権利と実体的権利)
公権と法治国(公権論の再出発;形式的法治国観念と権利の推論方法 ほか)
実体法関係の基本類型(客観法・公益の分析・分解;客観法の構築)
実体法関係の応用(正統化のメタモルフォーゼ;結果除去請求権・結果除去負担の類型 ほか)
法関係論の展望(法関係論の基礎;法関係論の適用による行政訴訟法理論の改革)〔ほか〕
感想・レビュー
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- 和書
- 戦略としての人智学