出版社内容情報
法学における方法論をめぐる議論の現状を明らかにし,あるべき方法論の方向性を示す。その使命を携えて,法学諸分野と隣接領域から気鋭の研究者が集い,各分野における研究の蓄積を基に深くかつ開かれた議論を行った。本書はその成果をまとめたものである。
【目次】
はしがき
【第1部 論文】法学方法論の無さとその原因に関する一考察──事象分析と価値判断(西内康人)/法解釈学と法史学(石川博康)/法律学的憲法学の基層──憲法史・国家論・統治機構を素材として(林知更)/法社会学の方法は法解釈にどう役立つのか(飯田高)/経済学を用いた法学へのアプローチ(矢作健)/法学のフィクションに対する向き合い方(田中亘)/「法と経済学」への弁明──法律学至上主義の復興と功利主義の徹底(得津晶)/「法学」の領分──法学方法論の〈文脈〉に関する一管見(藤谷武史)/物語としての法──能動的推論・記号創発システム論と法学の方法論(稻谷龍彦)
【第2部 座談会】「法学の方法」(田中亘・加毛明・石川博康・稲谷龍彦・藤谷武史・巽智彦)
内容説明
法解釈論・立法論における「望ましさ」は、どのような”方法”によって支えられているのか。これまでの法学が積み重ねてきた議論を分析して現状を明らかにするとともに、厚生経済学や道徳哲学等も参照しながらこれからの方向性を提示する。東京大学社会科学研究所「社会科学のメソドロジー」プロジェクトのもとで行われた3年間の議論の成果。
目次
第1部 論文(法学方法論の無さとその原因に関する一考察―事象分析と価値判断(西内康人)
法解釈学と法史学(石川博康)
法律学的憲法学の基層―憲法史・国家論・統治機構を素材として(林知更)
法社会学の方法は法解釈にどう役立つのか(飯田高)
経済学を用いた法学へのアプローチ(矢作健)
法学のフィクションに対する向き合い方(田中亘)
「法と経済学」への弁明―法律学至上主義の復興と功利主義の徹底(得津晶)
法学の領分―法学方法論の〈文脈〉に関する一管見(藤谷武史)
物語としての法―能動的推論・記号創発システム論と法学の方法論(稻谷龍彦))
第2部 座談会 法学の方法(田中亘(司会)/加毛明/石川博康/稻谷龍彦/巽智彦/藤谷武史)
著者等紹介
田中亘[タナカワタル]
東京大学社会科学研究所教授
飯田高[イイダタカシ]
東京大学社会科学研究所教授
石川博康[イシカワヒロヤス]
東京大学社会科学研究所教授
稻谷龍彦[イナタニタツヒコ]
京都大学大学院法学研究科教授
加毛明[カモアキラ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授
巽智彦[タツミトモヒコ]
東京大学大学院法学政治学研究科准教授
得津晶[トクツアキラ]
一橋大学大学院法学研究科教授
西内康人[ニシウチヤスヒト]
京都大学法学研究科教授
林知更[ハヤシトモノブ]
東京大学社会科学研究所教授
藤谷武史[フジタニタケシ]
東京大学社会科学研究所教授
矢作健[ヤハギケン]
成蹊大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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