出版社内容情報
データを参照しながら,法が現実の社会のなかでどのように働いているかを考える,新しい法社会学のテキスト。図表をふんだんに用いた立体的な解説と充実したコラム,文献案内で,法社会学を初めて学ぶ人にもより深く学びたい人にも応える一冊。
【目次】
はじめに
UNIT1 日本法の概観と歴史
UNIT2 日本の統治構造と裁判制度
UNIT3 法専門職
UNIT4 法意識①──法意識研究の始まり
UNIT5 法意識②──法意識のさまざまな実証分析
UNIT6 民事司法過程①──日本の民事訴訟はなぜ少ないか
UNIT7 民事司法過程②──民事訴訟の件数に影響を与える要因
UNIT8 民事司法過程③──問題の発生と対処行動
UNIT9 民事司法過程④──当事者の訴訟経験
UNIT10 刑事司法過程①──事件処理の流れと特徴
UNIT11 刑事司法過程②──刑事司法の実態と弁護
UNIT12 行政過程
UNIT13 法の生成①──フォーマルな「法」
UNIT14 法の生成②──社会のルールと「法」
UNIT15 実証分析の基礎
内容説明
実証的アプローチで、「法」×「社会」をとらえる。法は現実の社会のなかでどのように働いているのだろうか。本書では、できるだけデータを参照しながらこの問題を考えていきたい。それによって、日本の法と社会に関する基本的な知識や知見を提供するとともに、法社会学という分野へのひとつの手引となることを目指している。―本書「はじめに」より。
目次
1 日本法の概観と歴史
2 日本の統治構造と裁判制度
3 法専門職
4 法意識1―法意識研究の始まり
5 法意識2―法意識のさまざまな実証分析
6 民事司法過程1―日本の民事訴訟はなぜ少ないか
7 民事司法過程2―民事訴訟の件数に影響を与える要因
8 民事司法過程3―問題の発生と対処行動
9 民事司法過程4―当事者の訴訟経験
10 刑事司法過程1―事件処理の流れと特徴
11 刑事司法過程2―刑事司法の実態と弁護
12 行政過程
13 法の生成1―フォーマルな「法」
14 法の生成2―社会のルールと「法」
15 実証分析の基礎
著者等紹介
飯田高[イイダタカシ]
東京大学社会科学研究所教授。2000年東京大学法学部卒業。2002年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。同研究科助手、成蹊大学法学部教授等を経て現職
佐伯昌彦[サエキマサヒコ]
慶應義塾大学法学部教授。2007年東京大学法学部卒業。2009年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。同研究科助手、千葉大学大学院社会科学研究院准教授、立教大学法学部教授等を経て現職
平田彩子[ヒラタアヤコ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。2007年東京大学法学部卒業。2016年University of California Berkeley Law School,Jurisprudence and Social Policy修了(Ph.D.)。東京大学法学政治学研究科助教、岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授等を経て現職
森大輔[モリダイスケ]
関西大学法学部教授。2004年東京大学法学部卒業。2006年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。2009年George Mason University School of Law修了(LL.M.)。東京大学大学院法学政治学研究科助教、同グローバルリーダーシップ寄付講座特任助教、熊本大学法学部准教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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