出版社内容情報
好評書の待望の新版。「基礎知識編」では,法制執務の全体像を体系的に提示するために,Q&A方式から,平易さを維持しつつ章立てによる解説方式に変更。「法令用語編」において解説する法令用語も見直し,解説のアップデートや用語の差替えでリニューアル。
内容説明
六法を読み解く上でのエッセンスが2部構成でコンパクトに収録。第1部の解説を体系的に。法令用語とコラムも新しくなった第2版。
目次
第1部 基礎知識編―法制執務の全体像 条文を読む前に(法制執務と法令;法律全体の構造―マクロ法制執務;条の構造―メゾ法制執務;用字・用語その他の表記―ミクロ法制執務 ほか)
第2部 法令用語編―条文の読み方(「その他」「その他の」;「係る」「関する」;「者」「物」「もの」;「場合」「とき」「時」 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんどうれおん
5
この上なくシンプルで的確な題名によってレビューも完結しちゃいそうな一冊。読者としては法律を学ぶ人が想定されているようで、私は対象外の身ですが、特に突き放されることもなく読み通すことができました。興味深いコラムも多く、退屈しない良書です。2021/09/13
Yuichi Tomita
5
再読(計7回)。7回も読めば、さすがにここに書かれたことはマスター出来た。 全ロースクール生(予備試験受験者も)が読むべき内容です。実務に出ると、新旧対照表や附則やらをかなりの頻度で見なければならないので。2021/06/28
Yuichi Tomita
5
何をいまさら感はあるが、読んでみた。法制執務の基本的なところが押さえられており、大変勉強になる。法令用語も必要な範囲で解説があり、さらに法律改正の際の方式、新旧対照表方式の問題点などにも触れられている。 「係る」と「関する」や、「前」、「次」の使い方などは意識していなかった。 ここに書かれたことをしっかりマスターして、契約書作成のときの参考としたい。2021/05/19
いちこ
3
最初は小さな文字で、1ページあたり二段書きになっており、はじめは読むのを躊躇したが、読んでみると、コンパクトに条文の読み方の要点がまとめられている良書だと思う。特に用語の解説は、例示もあり的確で分かりやすい。お値段も意識的にリーズナブルにされているようで、条文初心者はぜひ手に取って読んでいただきたい一冊。2024/01/21
takao
2
p.24 法律としての法規範性を有する部分は、題名から附則まで。 p.25 法律番号は法律の一部をなすものではない。 法律を特定するためには、 A法(令和○年法律第○号) p.68 条の一般的構造 p.83 配字 ×××●●●法 目次 ×第一章×() ×××第一章 総則 ×(目的) 第一条×この法律は、 ×(定義) 第二条×この法律において、 とは、 ×…をいう。 2×この法律において、 とは、 ×をいう。 ×××附×則 ×(施行期日) 第一条×この法律は、公布の日から施行 ×する。 2021/08/26