内容説明
管理会計は、企業における意思決定への情報提供システムであり、計画・管理のみならず、戦略立案のためのツールとしても有用である。進化を続けるその理論と手法を、経営の現場を踏まえた豊富な事例を用いてわかりやすく解説した、魅力的な入門テキスト。
目次
第1部 管理会計の基礎(管理会計のフレームワーク―管理会計の役割を考える;原価計算とコスト情報 ほか)
第2部 計画のための管理会計(全社戦略のための管理会計―戦略評価のための会計;事業戦略のための管理会計―事業戦略の策定と分析技法 ほか)
第3部 業績管理のための会計(中期利益計画とバランスト・スコアカード―経営戦略の計画化;予算管理 ほか)
第4部 バリュー・チェーンと管理会計(製品開発のための管理会計―原価企画と関連技法;生産・物流のための管理会計―効率的な生産・物流活動を支える原価管理システム ほか)
著者等紹介
浅田孝幸[アサダタカユキ]
立命館大学経営学部教授
頼誠[ヨリマコト]
兵庫県立大学大学院会計研究科教授
鈴木研一[スズキケンイチ]
明治大学経営学部教授
中川優[ナカガワマサル]
同志社大学商学部教授
佐々木郁子[ササキイクコ]
東北学院大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ucchy
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前から気になっていた管理会計、原価計算やバランストスコアカードについて一通り知ることができた。企業組織が大規模化する中で難しくなる意思決定、資源配分についての解決する手法の一端を知ることができた。大学などの非営利組織の管理会計についても今後考えたい。2017/04/02
marusan
0
そもそもの本質的理解に役立った。ポイントをワンノートにメモして反復練習出来るようにした。2017/02/12
daiki
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具体的な例が多く、書かれているから、この本が個人的に1番分かり易かったかも。他の本読んだあとに読んだってこともあるかもしれないけれど。2015/01/12
くまん
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管理会計について初めて触れた.。詳しくは読まなかったので再読したい。2013/07/29
アルゴン
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★★★☆ 章ごとのつながりはいまひとつなかったように思いますが、「管理会計ってこういうことを扱うんだ」ということはつかめました。もっとも、そんなに管理会計の本を読んでいるわけではないので実際にはもっと広いのかもしれませんが。2012/07/31
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