有斐閣アルマ
新しい地方財政論

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641124141
  • NDC分類 349
  • Cコード C1333

内容説明

具体的な課題やテーマを重視しながら、制度、自治体経営、理論、地方財政システムを網羅的・体系的に解説する、新しい時代に対応したスタンダード・テキスト。発展著しい研究の蓄積を積極的に取り入れつつ、コンパクトにまとめ上げた。

目次

新しい地方財政論―次世代の伝統をめざして
第1部 制度を学ぶ(地方財政の予算と収入―地方財政崩壊の要因;地方財政の経費―膨張に歯止めをかける;地方財政の健全化―イエロー・カードの導入)
第2部 自治体経営を学ぶ(地方公営企業と第三セクター等―建設・設立から経営の時代へ;公共投資と地方財政―生活基盤の充実をめざして;行政改革と地方財政―ニーズの多様化を受けて)
第3部 理論を学ぶ(政府の役割と地方政府の役割―地方政府の役割を理論で考える;地方政府の歳入―地方税と補助金を理論で考える)
第4部 地方財政システムを学ぶ(地方財政のすがた―「平成の大合併」と「三位一体の改革」;地域づくりと地方財政―「豊かさ」の実現;国のかたち―世界のなかの日本)

著者等紹介

中井英雄[ナカイヒデオ]
近畿大学経済学部教授(専攻は財政学、地方財政論)

齊藤愼[サイトウシン]
大阪大学大学院経済学研究科教授(専攻は公共経済学、地方財政論)

堀場勇夫[ホリバイサオ]
青山学院大学経済学部教授(専攻は公共経済学、地方財政論)

戸谷裕之[トタニヒロユキ]
大阪産業大学経済学部教授(専攻は財政学、地方財政論、租税論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masaki Iguchi

1
地方財政に関係する理論や考察をまとめた一冊。紙面の許す限りかき集めました、という趣で、統一感はあまりない。モデルによる分析はとても複雑で理解が追いつかなかった。地方交付税の仕組みを勉強したいが難しいなぁ。2021/02/22

Hitoshi Sasaki

0
地方財政に対して公共経済学アプローチを取った入門書。大学院のテキストとして指定されたので読んでみたが、実務に携わる身としては空理空論な面が否定できない。本書は地方財政の政治性に対する配慮がほとんどない。全て数理的に決まるわけでもないだろうに。2014/07/25

Hiroyuki Miyazaki

0
かなり学問的なので、自分の業務に関わるところだけ流し読み。用語を知ってるだけでも、課内で何を話してるか段々分かってきてます。2012/04/26

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