内容説明
小・中学校、幼稚園の教員を志す学生に向けた教育心理学の入門テキスト。イラスト・図表やコラムを豊富に用いながら、やさしい語り口でわかりやすく解説した。基礎的な理論・概念と学校現場とのつながりをもたせながら、子どもたちの姿を描き出す。
目次
現代社会と子どもの発達
発達のとらえ方
論理的思考
記憶
社会性
自己概念とパーソナリティ
学習への動機づけ
学級という集団
学習と学習形態
発達障害と学習支援
知能
教育評価
著者等紹介
外山紀子[トヤマノリコ]
1987年、お茶の水女子大学家政学部卒業、1989年、お茶の水女子大学大学院家政学研究科修士課程修了、1993年、東京工業大学総合理工学研究科博士課程修了(学術博士)。現職:津田塾大学学芸学部准教授
外山美樹[トヤマミキ]
1997年、筑波大学第二学群人間学類卒業、2000年、筑波大学大学院心理学研究科博士課程退学。現職:筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りょうみや
20
まさに広く浅くという言葉がふさわしい発達過程と教育心理学の教科書。確かにやさしくわかりやすい。複数の学説を並べるもどれが最良などの結論は出さないのが教科書らしい。姉妹版に「やさしい教育心理学」というのがあり以前読んだことがあるが、それと内容は大きく被っている。読むのはどちらか一方でよいと思う。2019/03/29
Moeko Matsuda
2
初学者に必須の知識の多くはこの一冊で網羅できる。読み進める際に、コラムの挿入が時々邪魔になるのが難点。同シリーズの教育心理学を併読すれば、教職教養としての知識は充分身につくと思われる。2015/07/21
Takashi Inoue
1
概説書なので目新しいことはあまりなかったが、知識が整理されたのでよかった。各章で紹介された専門書も読んでみよう。2015/09/21
jon
0
図書館本2023/06/28
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