内容説明
多数の多様な消費者がとる行動を分析し、マーケティング計画を立て管理する「市場」の局面と、取引相手との継続的関係と相互作用を重視する「関係」の局面という2つの理論から、マーケティングの体系的理解へと導く。問題の構造を正確に理解し、論理的に考え行動するための発展的な基礎を丁寧に解説。
目次
第1部 市場からみるマーケティング(マーケティングの考え方;製品差別化;市場細分化;製品ライフサイクル)
第2部 行動からみるマーケティング(消費者行動;新製品開発;マーケティング・ミックス;戦略的マーケティング論;マーケティングの組織と資源)
第3部 関係からみるマーケティング(マーケティングにおける関係の理論;チャネル関係の構築;営業活動による顧客関係の構築;マーケティングと環境変化)
著者等紹介
高嶋克義[タカシマカツヨシ]
1982年京都大学経済学部卒業。1984年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。1987年同研究科博士後期課程単位取得。現職、神戸大学大学院経営学研究科教授、博士(商学、神戸大学)
桑原秀史[クワハラヒデチカ]
1977年関西学院大学経済学部卒業。1979年関西学院大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。1982年同研究科博士後期課程単位取得。1996年~97年オックスフォード大学(英国)客員教授。現職、関西学院大学経済学部教授、博士(商学、神戸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
0
高嶋先生の本である。マーケティング・ミックスというものがあり、マーケティング戦略の目標を達成するために利用される統制可能な要素の組み合わせのことと記されている。IO的なことを読み物としてまとめた印象がある。チャネルの管理や市場細分化戦略など、成る程と思うことが多かった。2014/08/14
Wakame
0
ゼミで取り扱った本でした。マーケティングの基礎的な知識が体系的に学べたのでとてもためになりました。また、これからプロジェクトを進めていく際に読み直したりしたいなと思います。勉強ってすごく大切だし、言葉から数学までいろいろな勉強が将来生きる上でつながってるんだなぁとほんとに思う。頑張りたい。2014/06/07