内容説明
国際私法のコンパクトなスタンダードテキスト。伝統的な国際司法の規律の意味・内容を明らかにしつつ、国際倒産、国際商事仲裁、知的財産権等の最先端の議論を展開。最新判例・学説に加えて、今後の立法動向にも言及。インターネットの登場や国際化の進展に伴う問題を扱うなど、現在の重要性に応じて記述にメリハリをつけた、新しい時代の国際私法・国際民事手続法の教科書。
目次
第1編 国際私法と国際民事手続法(国際私法の意義;国際私法と統一法;国際私法による問題解決の実際;国際民事手続法)
第2編 国際私法(国際私法総論;国際私法各論)
第3編 国際民事手続法(国際民事訴訟法;国際倒産;国際商事仲裁)
第4編 国際私法をとりまく現代的問題(法の統一や調和のための国際機関の活動;科学技術の革新―サイバースペースの拡大;公的規制の国際的適用関係)
著者等紹介
神前禎[カンザキタダシ]
1962年生まれ。1986年東京大学法学部卒業。学習院大学教授
早川吉尚[ハヤカワヨシヒサ]
1968年生まれ。1991年東京大学法学部卒業。立教大学教授
元永和彦[モトナガカズヒコ]
1961年生まれ。1985年東京大学法学部卒業。筑波大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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