内容説明
今もっとも注目される10の社会学者と理論を選び、ていねいに解説しながら、社会学の大きなあゆみのなかにそれぞれを位置づける。それらの理論が、現代の社会学に何をもたらし、未来の社会学にどんな貢献をするのかを知る、新しい社会学史のテキスト。
目次
序章 社会学のあゆみ―学としての成立と発展
第1章 現象学的社会学
第2章 エスノメソドロジー
第3章 ブルデュー社会学
第4章 フーコーの社会理論
第5章 ルーマンと社会システム理論
第6章 ハーバーマスと批判理論
第7章 ギデンズの社会学
第8章 社会的ネットワーク論
第9章 合理的選択理論
第10章 ウォーラースティンの世界システム論
著者等紹介
新睦人[アタラシムツンド]
奈良女子大学名誉教授・文学博士(京都大学)。専攻、理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nranjen
2
社会学について何もわからないのでとりあえず読んでみる。ブルデューはわかるけど、フーコーが章をしめていて驚く。構造主義も影響を与えているのですね。2018/04/12
べんべん
1
20世紀半ば以降の社会学者と理論に絞った概説書ですが、概説書としては結構読み応えがあります。あんまり頭に入った気がしないのですが、ここ半世紀の難しい理論を理解するためには良いガイドだと思うので、他で勉強しつつ辞書的に使っていきたいですね。グローバル化にはもうちょい紙幅を割いて欲しかったかな。2012/08/19
numainu
0
評価E2011/07/20
Meroe
0
世の中にはものごとを信じられないくらい鮮やかに切り取り記述することのできる人(たち)というのがいるんだなあ。概説書だが私にはむずかしかったので他のものも読んだらまた戻ってきたい。現象学的社会学、ブルデュー、フーコー、ルーマンかな。あとウォーラーステイン、途方もない、すごすぎ。2011/06/26
demoii
0
社会ネットワーク論が印象に残った、理論や概念の話は難しいけれど面白い。主要な学者の顔写真とかが欲しかったなあ、みんなかっこいいんだから!2011/04/07