内容説明
写真や新聞記事などを使い、具体的な事例から親切に解説。基本的な知識や刑法の体系についても正確に理解できる。刑事法の主要な分野をほぼ網羅。刑事法関係の入門科目のテキストとして、また、はじめて刑事法を学ぶ読者にとって最適。
目次
1 犯罪に共通するルール―刑法総論(貴女に危険が迫っている―刑罰と行政処分;明治生まれの刑法とIT社会―刑法の解釈原理 ほか)
2 いろいろな犯罪のカタログ―刑法各論(私のいのちは誰のもの?―生命と刑法;法は家庭に入れない?―家族と刑法 ほか)
3 刑事裁判のシステムとルール―刑事訴訟法(黒と白のあいだには…―刑事手続と「疑わしきは被告人の利益に」;法廷のメタモルフォーゼ―刑事手続の構造について ほか)
4 犯罪対策のコンフリクト―刑事政策(犯罪被害者のルネッサンス―被害者論;死んでお詫びをするか、生きてお詫びをするか―死刑存廃論 ほか)
著者等紹介
佐久間修[サクマオサム]
1954(昭和29)年生まれ。1977(昭和52)年名古屋大学法学部卒業。現在、大阪大学大学院法学研究科教授
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