有斐閣アルマ
現代物流システム論

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641121690
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C1334

出版社内容情報

従来,物流論のテキストには,必ず運輸・交通論の一分野としての物流活動論・機能論が取り上げ られていた。本書では,経営・商業系の学生向けということを考慮してそれを含めず,講義で使いや すいようにマネジメント論としての物流システム論に焦点を当てて体系化した。

序 章 物流をとらえる視座

第1部 経営のなかの物流システム
 第1章 物流という経営機能
 第2章 物流管理と物流システム
 第3章 経営戦略と物流政策

第2部 物流管理からロジスティクス・マネジメントへ
 第4章 物流概念の誕生
 第5章 マネジメントとしてのロジスティクス導入
 第6章 物流管理とロジスティクス・ネットワーク

第3部 ロジスティクス・マネジメント
 第7章ロジスティクス・マネジメントの定義と概念
 第8章 ロジスティクス・マネジメントの基本
 第9章 ロジスティクス・マネジメントの展開

第4部 サプライチェーン・マネジメントの現状と課題
 第10章 サプライチェーン・マネジメントとロジスティクス
 第11章 サプライチェーン・マネジメントの実際
 第12章 サプライチェーン・マネジメントの進展と物流

終 章 マネジメントとしての物流の今後の課題

内容説明

物流論のテキストには、必ず運輸・交通論の一分野としての物流活動論や機能論が取り上げられていた。本書では、経営・商業系の学生向けにあえてそれを含めず、講義で使いやすいようにマネジメント論としての物流システム論を体系的に解説。

目次

物流をとらえる視座―どのような視点から物流をみたらよいか
第1部 経営のなかの物流システム(物流という経営機能―物流は企業経営のなかでどう位置づけられるか;物流管理と物流システム―物流を改善し、システム開発を行う ほか)
第2部 物流管理からロジスティクス・マネジメントへ(物流概念の誕生―物流という概念と言葉はどのように生まれたか;マネジメントとしてのロジスティクス導入―ロジスティクスの登場とその影響 ほか)
第3部 ロジスティクス・マネジメント(ロジスティクス・マネジメントの定義と概念―ロジスティクス・マネジメントを学ぶための基礎;ロジスティクス・マネジメントの基本―基本的要素と原理の理解 ほか)
第4部 サプライチェーン・マネジメントの現状と課題(サプライチェーン・マネジメントとロジスティクス―サプライチェーンを対象にしたロジスティクス・マネジメント;サプライチェーン・マネジメントの実際―すでにSCMへの取組みは始まっている ほか)
マネジメントとしての物流の今後の課題―物流マネジメントはこれからが本番

著者等紹介

中田信哉[ナカダシンヤ]
1941年生まれ。1964年、慶応義塾大学経済学部卒業。(財)流通経済研究所、(財)流通システム開発センターを経て現在、神奈川大学経済学部教授

湯浅和夫[ユアサカズオ]
1946年生まれ。1969年、早稲田大学第一商学部卒業。1971年、早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。現在、(株)日通総合研究所常務取締役

橋本雅隆[ハシモトマサタカ]
1955年生まれ。1979年、早稲田大学理工学部卒業。1989年、明治大学大学院経営学研究科修士課程修了。現在、横浜商科大学商学部教授

長峰太郎[ナガミネタロウ]
1944年生まれ。1964年、関西学院大学商学部卒業。(株)日通総合研究所を経て元・流通科学大学商学部教授、2002年逝去
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