出版社内容情報
わが国の社会保障法の概要をコンパクトに解説したテキスト。
少子高齢化が進行するなかで,給付と負担のあり方の問題をも念頭に据え,
複雑な諸制度をわかりやすく紹介する。また,随所にコラムを盛り込むなど,
興味をもって読める内容となっている。本格的な少子高齢社会の到来,
経済のグローバル化,家族形態の多様化などを背景として,現在のわが国の
社会保障制度は大きな転換点にさしかかっている。
本書は,社会保障制度を取り巻くこうした諸状況を踏まえた,若手研究者の
共同作業による新世代の教科書といえよう。
内容説明
わが国の社会保障制度が転換点にさしかかっている今、社会保障への理解は、自らの生活に密接にかかわるものとして、世代を問わず関心を集めている。複雑な制度の概要を、コンパクトにわかりやすく解説する。
目次
第1章 社会保障とその特質
第2章 社会保障法の理論と課題
第3章 年金
第4章 社会手当
第5章 医療保障
第6章 労働保険
第7章 社会福祉
第8章 公的扶助
著者等紹介
加藤智章[カトウトモユキ]
1956年生まれ、1979年小樽商科大学商学部卒業。現在、新潟大学法学部教授
菊池馨実[キクチヨシミ]
1962年生まれ、1985年北海道大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学部助教授
倉田聡[クラタサトシ]
1965年生まれ、1987年北海道大学法学部卒業。現在、北海道大学大学院法学研究科助教授
前田雅子[マエダマサコ]
1964年生まれ、1987年京都大学法学部卒業。現在、大阪府立大学社会福祉学部助教授
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