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有斐閣アルマ
教育の社会学―「常識」の問い方、見直し方

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641120969
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C1336

内容説明

現代日本の教育問題の焦点、「いじめ」「幼児教育」「ジェンダーと教育」「学歴社会」をとりあげ、そこに含まれる「当たり前」を疑うなかから何がみえてくるかを具体的に検討。実態の認識から、方法の特徴、理論・研究の動向まで学べる、読んでおもしろい“教育の社会学”。

目次

1 いじめ問題と教師・生徒(いじめ問題をどうとらえるか?;中学生になることのむずかしさ ほか)
2 幼児教育の変化(子どもをよりよく育てること;早くからの教育 ほか)
3 ジェンダーと教育の歴史(学校化される“女”と“男”;身を立てる男と駆り立てる女 ほか)
4 「学歴社会」の変貌(完璧な能力主義社会は可能か?;日本の学歴社会はどこまでメリトクラティックか? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

センケイ (線形)

1
○○社会学にハマり始めてから、好きな○○なのに見落としてたものの1つ。文化の再生産や取り巻く家族の状況、無自覚のうちの誘導などが環境から生じる点などはまさに社会が生まれいずる所の一端、あるいはそのフロンティアと言ってもいいかもしれない。と同時に、そうした学校での子どもの在り方、そして家族環境はそれぞれ社会の中の小社会として自生しており、これもまた興味深い。2018/01/28

有智 麻耶

1
2000年の版であるため、全体的にデータは古いが、普遍的に妥当する内容も多い。いじめについては、定義も、それを取り巻く状況も大きく変わっている。スクールカーストなる概念も提唱され始め、おそらく抜本的な解決には至らないのだろうと思う。ジェンダーに関しては歴史的な記述が多く、別テキストの補足になった。学歴社会のようなテーマは社会学の大きな関心である一方、最近ではあまり話題に上がらなかなった気もする(それはもちろん、問題の解消を意味しないわけだが)。2017/09/25

T-salt

0
教科書として。教育を社会学と言う切り口で見ながら、いじめや学歴社会などのトピックを扱っている。面白い。2009/07/04

fut573

0
初版には一箇所だけ、数字が一桁違う誤字アリ。大学テキストシリーズは読みやすいからいい。2009/04/22

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