内容説明
なぜ、分析者にこそ「行動経済学の知見」が必須なのか?解像度の高いデータ分析には「人間行動の理解」が不可欠。そして、行動経済学は非合理な人間行動=思考のクセによって生じる予測可能な「体系的なズレ」これを分析するための学問だからです。“データ分析”という視点から主要理論を体系的に学べば、全てのデータは紐解けます。データの裏に潜む「人間らしさ」を見逃すな!
目次
分析者のための行動経済学 第1部 基礎知識(人間行動を読み解く行動経済学:分析者への導入;分析者に求められる行動経済学的思考:(1)因果分析
分析者に求められる行動経済学的思考:(2)経済モデル分析)
分析者のための行動経済学 第2部 考え方と実践(不確実性下の意思決定を分析:期待効用理論とプロスペクト理論;時間を通じた意思決定を分析:現在バイアスとコミットメント;他者を考慮した分析:社会的選好;体系的に誤る意思決定:限定合理性;ナッジ:洞察を活用して行動変容を後押しする;行動経済学的分析の応用事例:ビジネス・向社会的行動・向環境的行動)
著者等紹介
黒川博文[クロカワヒロフミ]
関西学院大学経済学部准教授。博士(経済学)。労働や健康などの様々な人間行動に対して、実験データならびに観察データを用いた行動経済学的な研究を行っている。行動経済学会奨励賞、兵庫県立大学研究活動特別賞など受賞。行動経済学会理事。2011.3関西学院大学経済学部卒業。2017.3大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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