内容説明
まず社会学がどのような学問であるかをあきらかにした後、社会変動という基本問題にふれ、さらにこれを家族、地域社会、職場といった日常生活にかかわる領域からとりあげていった。そして社会学が、ひとつの経験科学として現実と切りむすんでいくとき、そこで求められる社会調査の方法を紹介し、最後にわれわれの直面している社会問題をどうとらえるかしめすことにした。
目次
1 社会学はどういう学問か
2 家族
3 地域社会
4 職場
5 社会変動
6 社会学とその方法
7 社会問題をどうとらえるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
125
大学で社会学を専攻しようとする学生に対しての入門書です。最近はもっときめ細かな入門書もあるのでしょうが私が読むのにはこれくらいがちょうどいい感じです。私たちの年齢のものが学生時代に習ったころとはだいぶ中身が異なってきているようです。社会学の学問、家族、地域社会、職場、社会変動、社会学とその方法という章立てになっていて実務的な部分が多くなっている気がします。われわれのころはマックス・ウェーヴァー一色の方法論的な部分が多かったようです。2016/05/18
_udoppi_
3
社会学の入門にあたっては、おそらく1章(「社会学はどういう学問か」)と6章(「社会学とその方法」)以上の事は言えないと思う。各々の論点を体系立てることは難しいが、しかし社会全体を論ずるにあたって必要不可欠な学問であることには変わりない。参考文献の充実がいい。2011/08/14
オランジーナ@
2
少し古いので社会の流れを感じました。2015/02/14
kenkou51
2
おそらく社会学の入門書の中で一番定評があり、分かりやすい本。大学の一般教養の社会学で推薦書に指定されていたら迷わず買うことをおすすめします。2013/06/18
miyaa
2
社会学専攻に行くためのテストの課題図書なので読んだ。まさに「入門」という感じで、社会学に少しでも興味がある人は、読むと社会学面白そうだな、と感じられるのでは。あと2回は読む。2012/01/07
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