感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
3
ロックの考える政治形態は書簡などを見るに本来①共和制②国民主権③普通選挙④立法権の優位⑤議会内閣制の確立、に思われるが、そのような主張はしていない。政府論にて①はっきり君主制を認め立法権の参与すら認める②貴族制度の存続を認め③財産資格による制限・差別選挙を当然としている④そして立法権は最高権力だが、君主も立法府と並んで最高の位置にあるものとされる…「ロックの『市民政府論』には、もう一本の糸ー政治的権力の歴史的起源が貫徹しており、彼の現実妥協的・時務的な政治的帰結は、まさにこの糸から紡ぎ出されてくる」2022/11/09
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