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出版社内容情報
《主な目次》
第１章 契約外債権発生原因
債権総論と債権各論／契約と事務管理・不当利得・不法行為
第２章 事務管理
事務管理の基本的考え方／事務管理の成立要件／事務管理の対内的効果／
事務管理の対外的効果／準事務管理
第３章 不当利得
不当利得の基本的考え方／給付利得／三者間給付利得／利得返還請求権の制限／
侵害利得／その他の不当利得／転用物訴権
第４章 不法行為
不法行為の基礎理論／不法行為の効果／妨害排除・予防および差止め／
不法行為の原則的要件／故意・過失／因果関係概説／責任範囲の画定と賠償額の算定／
損害賠償請求権の主体／損害賠償請求権の特殊問題／責任無能力者の監督者の責任／
使用者責任／工作物責任／動物占有者の責任／共同不法行為
内容説明
本書は、事務管理・不当利得・不法行為に関する、多様な学説と判例の交錯状況を整理した密度の高い教科書。学生を始め第一線の実務家をも対象に、明快・簡潔・常識的な叙述に努めた。具体的な問題意識をもって学習できるように、節の冒頭には設例を、本論の後には解説を付した。さらに重要な論点については細字で詳述するなど、生きた法を学べる工夫がなされている。
目次
第１章 契約外債権発生原因（債権総論と債権各論；契約と事務管理・不当利得・不法行為）
第２章 事務管理（事務管理の基本的考え方；事務管理の成立要件 ほか）
第３章 不当利得（不当利得の基本的考え方；給付利得 ほか）
第４章 不法行為（不法行為の基礎理論；不法行為の効果 ほか）
著者等紹介
沢井裕［サワイユタカ］
１９３０年大阪府に生れる。１９５５年大阪大学法学部卒業。現在関西大学名誉教授、福山平成大学教授。主著に『公害の私法的研究』（一粒社・１９６９）、『隣地通行権裁判例の研究』（一粒社・１９７１）、『大阪空港裁判の展開（上）』（ミネルヴァ書房・１９７４）、『公害差止の法理』（日本評論社・１９７６）、『隣地通行権』（叢書民法総合判例研究第４巻）（一粒社・１９７８）、『テキストブック債権総論』〔補訂版〕（有斐閣・１９８５）、『失火責任の法理と判例』（有斐閣・１９８９）
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