内容説明
ガットからWTOの発足、ソ連の崩壊、EUの経済通貨統合の進展、構造調整・地球環境保持へと転換した経済開発戦略、NAFTA・APECなど地域経済協力の展開、国際収支表の発表形式変更、日本の産業空洞化など、国際経済の実態の変動とともに、戦略的貿易政策など理論的研究の発展を踏まえて、内容を改訂。
目次
国際経済学の課題
国際経済の歴史的変遷
国際経済取引と国際収支
オープン・マクロ経済学(基礎理論;国際不均衡の調整)
国際貿易と国際分業
貿易政策
資金・企業・技術・労働の国際移動
外国為替相場と国際金融
南北問題
経済統合
国際通貨体制とその変遷
国際貿易の国際的体制・組織