社会福祉学の方法―アイデンティティの探求

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641076914
  • NDC分類 369.07
  • Cコード C3036

出版社内容情報

社会福祉学固有の研究方法、分析の視点、枠組み、手順と手続き、言語体系、記述の方法を、社会福祉研究「第三世代」の著者が、解説的に提示する。

内容説明

社会福祉学固有の性格、研究方法とは何か。経済学・法学・社会学・心理学などの先行諸科学の総和から出発した戦後社会福祉学において、固有のアイデンティティを一貫して追究してきた学界第三世代を代表する著者が、次世代を担う皆さんに、1つのディシプリンとしての社会福祉学のあり方を提示する。

目次

第1章 岐路に立つ社会福祉学研究―社会福祉学のアイデンティティ
第2章 社会福祉学研究とソーシャルワーク・ケアワーク―縮み思考を超えて
第3章 戦後社会福祉学研究の系譜―批判的考察と成果の継承
第4章 社会福祉史の視点と枠組み―イギリス社会福祉史を手がかりに
第5章 社会福祉成立の論理と歴史―生活支援システムの正統性
第6章 比較社会福祉学の視点と方法―その基礎的諸問題
第7章 介護サービス分析の見取り図―視点と枠組み
第8章 現代社会福祉をとらえる視点と枠組み―現状分析の方法
終章 社会福祉学の方法―分析・再構成・記述

著者等紹介

古川孝順[フルカワコウジュン]
1942年生まれ。1966年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。社会福祉学博士。現在、東洋大学社会学部社会福祉学科教授
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