余暇生活論

余暇生活論

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784641075726
  • NDC分類 365.7
  • Cコード C1036

内容説明

寿命の延び、労働時間の短縮などで、人生の自由になる時間は増えています。しかし、あなたの余暇は充実していますか。日本人のこれからの余暇生活の質の向上をめざして、さまざまな角度からその条件をさぐります。

目次

人権としての余暇生活
現代社会と余暇
余暇生活の歴史
日本人のライフスパンと余暇問題
余暇生活の条件づくり
創造的余暇生活をめざして

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

22
1994年初版。余暇を権利・人権としてとらえ、余暇生活を充実したものとするにはどうすればいいのか考察された内容となっています。本著では直接的に触れられていませんが、マルクスは生産力が発展し、労働時間が短縮される中で生まれる自由時間(余暇時間)が人間発達にとってとても重要だと指摘しています。資本主義社会が生産力を高め、労働運動などの階級闘争の結果労働時間が短縮され余暇時間が増えていくのは歴史的必然ですが、過労死を生み出す社会であるがゆえに余暇を権利としてとらえる意味を深く考えたいと思いました。2017/11/08

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