いま家族を問う<br> 「家族する」家族―父親不在の時代というが…

いま家族を問う
「家族する」家族―父親不在の時代というが…

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784641075603
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C1036

出版社内容情報

著者の長年の教員生活の中で育ててきた元学生たちがさまざまな家族を営んでいる。
彼らの行動と意見をリアルに描きながら,レンタル家族さえ出現してきている家族の
現在を明らかにしつつ,既存の家族論に果敢に挑戦。
血縁による家族が,多くの人々に負担であり,ときには誰かの犠牲によってしか
成立しえないのであれば,そして,家族に近い「共同」の実感が,一時的にでも,
レンタル家族で得られればそれはそれでいい。実際,家族のメンバー全員が,
意識的に演技を続けてかろうじて成立する「家族する」家族とどれだけのへだたりがあるというのか……。

目次

プロローグ モデルなき時代の家族
1 父親不在の光景―排除か逃亡か
2 「家族する」家族―家族の逆説
3 父親不在の周辺―不在か変質か
4 密着する母と子―母・子+男の構造
5 再婚―幸福の決断
6 シングルも家族―やむをえない選択!?
7 女の領域・男の領域―役割の固定化・流動化
8 家族崩壊の後に―「逸脱的家族」の可能性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すい

0
社会学コミュニケーション論を専攻した著者による私的家族論。男女分業がないとわかった今日、家族というものは共同体になったという指摘あり。ドラマなどの世俗と絡めている点が面白い。2011/05/31

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