内容説明
巻第十四所載の歌群は東歌と呼ばれている。238首すべて短歌であり、またすべて作者未詳である。その殆どは、男女間の愛を歌った相聞歌である。表現はきわめて直截的・具体的で、時に肉感的・官能的ですらあるが、底ぬけにおおらかで、あけっぴろげな歌が多い。最も新しい書き下ろし注釈書の決定版。
巻第十四所載の歌群は東歌と呼ばれている。238首すべて短歌であり、またすべて作者未詳である。その殆どは、男女間の愛を歌った相聞歌である。表現はきわめて直截的・具体的で、時に肉感的・官能的ですらあるが、底ぬけにおおらかで、あけっぴろげな歌が多い。最も新しい書き下ろし注釈書の決定版。