内容説明
「日米構造協義」は、日本の“横にらみ体質”や国内のコストを低く押えるためにやりくりしてきた「小手先」だけの修復的対応がみずから招いたものです。対米進出企業にとって狭義のロビー活動だけでは通用しません。積極的な国際的プレーヤーになるための条件や対米コミュニーションのあり方を示しました。
目次
1 日米経済摩擦解消の糸口
2 ロビー活動は、アメリカ流「根回し」
3 ロビー活動の実際
4 東芝機械ココム違反事件の残したもの
5 試行錯誤の日本ロビー
6 ロビイストの上手な活用法
7 アメリカの政治は、ここが違う
8 よりよい日米関係を求めて