目次
第1部 ミクロからみた日本型市場システム(企業組織―日本企業の強さと限界;労働システム―日本型雇用慣行は生き残れるか;金融システム―日本的特徴とは何か;企業と銀行―メインバンク制はどこへ行くか;企業間関係―株式の持合いは変わるか;価格決定―内外価格差は解消するか)
第2部 マクロからみた日本型市場システム(成長と循環―経済変動のメカニズム;家計貯蓄―貯蓄率は低下を続けるか;設備投資―投資行動を決めるもの;公共部門―財政の役割は変わったか)
第3部 日本型市場システムにおける政府(税制―直接税はどのように変えられるべきか;産業組織と競争政策―カルテル体質を生み出すもの;公的規制―規制緩和のメリット;所得格差―税制の再分配機能を考える)
終章 日本型市場システムを問い直す